なでしこジャパンが五輪出場権を逃して一夜明けても、主将の宮間あや(岡山湯郷)はまだショックの色が濃かった。

 消化試合となった予選最終戦の位置付けについても「先のことを考えないと(試合の)意味も持てない」と言葉少な。「今、私たちができるのはこのチームで目の前の1試合を全力で戦うことだけ」と言うのが精いっぱいだった。

 次の世界大会は2019年の女子ワールドカップ(W杯)。31歳の年齢を考えれば北朝鮮戦が最後の代表戦となる可能性もあるが「チームの力になりたい」といつも通りの心境で臨むという。