左肩を負傷中の日本代表MF香川真司(28)が、8月31日のW杯ロシア大会アジア最終予選オーストラリア戦(埼玉)での代表復帰を宣言した。27日、都内で行われた「タグ・ホイヤー ヤングガン アワード」のキックオフイベントに出席。7日の親善試合シリア戦で左肩を脱臼してから初となる公の場で、勝てば6大会連続のW杯出場が決まるオーストラリア戦へ「ホームで決めたい」と、出場して導く決意を口にした。

 日本の10番が大一番に間に合いそうだ。スーツ姿で登壇した香川の左肩には、もう三角巾がなくなっていた。先発した7日シリア戦で、相手と競った際に転倒。前半10分に退き、深夜に左肩関節前方脱臼と診断されてから患部を固定してきたが「(今日28日で)ちょうど3週間になるので」と、オーストラリア戦へ向け順調な回復ぶりをアピールした。