勝てばW杯出場が決まる運命の一戦、W杯最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)に向け、日本代表が28日、さいたま市内で合宿2日目の練習を行った。

 この日帰国したFW本田圭佑、FW岡崎慎司、MF香川真司、DF吉田麻也、GK川島永嗣らも合流。これで招集された27人の大所帯のうち、帰国していない選手を除く23人が集まった。

 練習開始と同時にバヒド・ハリルホジッチ監督(65)はピッチの中央で円陣を組み、7分超の青空ミーティング。時折、激しい口調でゲキを飛ばし、最後は「アレ ニッポン!(さあ行くぞ、日本)」と号令をかけ、練習をスタートさせた。

 ハリルホジッチ監督はこの一戦と、同サウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)に向け登録の23人より4人も多い27人ものサムライを招集している。