欧州遠征中の日本代表が、10日の国際親善試合で王国ブラジルと対戦する。

 9日はまず、ブラジルが会場のフランス・リールの「スタッド・ピエール・モーロワ」で公式練習を行った。

 今回は日本協会の主催試合。日本がホーム扱いとなる。スタジアムのピッチ脇、バックスタンド側には「JAL」など日本企業、日本を主要市場とする企業の看板があった。

 一方、バックスタンドから見るとピッチ脇、ホーム側にはブラジル、ブラジル市場を意識した企業の看板があった。

 ピッチを取り囲む四方で、ゴール裏を区切りにし、バック=日本側、ホーム=ブラジル側と半分ずつスポンサーが違う。

 日本の中継映像はホーム側からのため、バックスタンド側に広告の価値がある。一方、ブラジルの中継映像はバック側からで、ホームスタンド側に広告を集めてある。

 よって、同じ試合でも日本とブラジルで見ると、真逆のサイドからの映像になるという。

 日本-ブラジル戦は10日午後1時(日本時間午後9時)から。