18年のW杯(ワールドカップ)ロシア大会組み合わせ抽せん会が1日午後6時(日本時間2日午前0時)、ロシアの首都モスクワで行われ、日本はコロンビア、セネガル、ポーランドと同組の1次リーグH組となった。

 6大会連続出場の日本を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督(65)は「もっと難しいグループに入ってしまう可能性があったが、このグループがいいかどうかは戦ってみないと分からない。(H組は)それぞれ違う特徴を持ったグループ。」と抽せんの感想を語った。1度は慎重な見解を示したが、その後、取材エリアでは「HはハリルホジッチのHだ」とジョークを飛ばすなど余裕を見せる一幕もあった。

 ハリルホジッチ監督は、初戦で戦うコロンビアについて「キーは初戦のコロンビア戦。偶然、数日前に映像を見た。日本にとっては前回大会のリベンジになると思う」と語った。

 セネガルについては「セネガルは、私もよく知っているが身体能力が高く2メートル近い選手がいるデュエルが大切」と指摘。ポーランドについては「世界屈指のストライカーのレバンドフスキがいる」と相手のエースを名指しした。

 そして、本大会に向けて「7カ月ありますので目標を定め、それに沿ってしっかりと準備したい。選手自身にも、いい準備をしてロシアに行くんだと思ってもらいたい」と語った。

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は「強豪ぞろいで、いい準備をして臨みたい。初戦のコロンビアが大事だと思っています。コロンビアは南米の強豪ですし、セネガルとナイジェリアはアフリカで最も強豪だと聞いています。ポーランドは強烈なストライカーがいる。監督にはしっかり準備して欲しい。この舞台に立てたことを誇りに思わないといけない」と語った。