なでしこジャパン(FIFAランキング9位)は北朝鮮(同11位)に0―2で敗れ、2勝1敗の勝ち点6で2位に終わった。0-0で迎えた後半20分、引き分けでも優勝が決まる北朝鮮に先制され、37分に追加点を許し、力尽きた。

 FW岩渕は後半にキムと小競り合いを起こす場面もあった。高倉監督は「岩渕は少しイライラしていて、リズムを作れていなかった」と、同17分にMF中島と交代させた。エースを引きずり降ろされ、その後に2失点を喫した。シュート0で途中交代した岩渕は「シュート打っていないのは申し訳ない。相手は強かった。実力が足りなかっただけ。戦うしかない。サポーターにがやがや言われて、悔しいというよりむかついた」と話した。

 またMF阪口は「悔しいですけど、この結果を受け入れたい。相手のクロスは警戒していたが、思った以上に相手が上だった。3カ国はメンバーも(世代交代で)変わってきているが、北朝鮮は変わっても強い」とコメントした。