3試合連続で先発した日本代表MF倉田秋(29=G大阪)が完敗に肩を落とした。81分間プレーしたが「中盤が中途半端になって、相手の圧力を全部受けた形になった。はね返すので精いっぱいだった」と反省。反撃の糸口がつかめないまま「狙いがなくてただ前に蹴っているだけだった」とうなだれた。

 組織的には解決策が見いださず、個人技で突破しようした。「何とか1人で打開しようと思った。でも相手の戻りも速かったし囲まれてしまった」。W杯まで残り半年、課題が残った。