6月14日に開幕するワールドカップ(W杯)ロシア大会を前に、世界を巡回する優勝トロフィーが27日、専用機で羽田空港に到着してセレモニーが行われた。

 式典には国際サッカー連盟(FIFA)のサムラ事務局長、W杯優勝経験者の元ブラジル代表ジウベルトシウバ氏らが出席。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「ロシアで、このトロフィーに1歩でも近づきたい」とあいさつした。

 黄金に輝くトロフィーは1月から世界の各大陸51カ国91都市を回り、日本が最後の訪問国。28日に東京、29日に大阪、30日に静岡で披露され、5月はロシア国内を巡る。