日本協会の田嶋幸三会長(60)が10日、ワールドカップ・ロシア大会視察で渡欧する前に成田空港で取材に応じ、日本代表の新監督選定について語った。
<田嶋会長と一問一答>
-いろんな名前が出ている
クリンスマンさんなんて、会ったこともないのになと思っていました。向こうが否定してくれましたし。本当に日本にとって一番いい人を選ばなきゃいけない。その前に、技術委員会でこういう監督というクライテリア(基準)みたいなものはちゃんと、技術委員会で話してもらいたい。
-西野さんを推す声もある。100%ないのか
100%ないと思いますよ、僕の感覚では。西野さんがもう1度やらせてくれと言うとは思わないし。例えばこの2カ月、3カ月休んだ後に、ちょっとやる気出てきたから現場に戻るよというのは、もしかしたらあるかもしれない。それは分からない。でも、僕と西野さんの間のところでは、99%くらいはないと思っています。代表の監督をもう1度やりたいとおっしゃるような感じではないと思っています。
-技術委員会で絞って7月中に決めるとなると1週間ほどだ
契約ごとだから、それは長引くかもしれないし。一番素晴らしい人が長引くんだったら、待たなきゃいけないかもしれないし。逆にポンポンポンといくようなことであれば、早くやればいいし、そこは柔軟にやりたい。
-ロシア滞在中に誰かと会う予定は
今のところないです。関塚(技術委員長)とは会う。
-クリンスマンさんの可能性は0と考えていいか
99%ないですよ、今のところ。
-ロシアでは候補になり得る人とも会ってきたのか
候補になり得るかどうかは別だけど、例えばベンゲルさんとも会いましたけど、監督の話はしてない。他にもいましたよ、いっぱい。