日本代表は9日、大阪・吹田市内で冒頭15分のみ報道陣に公開した練習を行い、11日のコスタリカ戦(パナS)に向けコンディションを整えた。北海道を襲った地震の影響で7日のチリとの強化マッチは中止になり、森保ジャパンとしての初陣はコスタリカ戦となる。

W杯ロシア大会後に海外でのプレーを決断し、ベルギーリーグに移籍したDF植田直通(23=セルクル・ブルージュKSV)は「練習ではビルドアップのところを重点的にやりました。監督からは、得点に直結する縦パスを指示されたので、うまくいく時も、そうでない時もありましたが、チャレンジしてやりました」と、具体的な練習内容に触れた。

植田は森保監督の練習内容についても触れ、「ザ・戦術という練習ですね。森保監督のサッカーは技術がいるサッカー。練習中も動きを止めて、細かく指示を出していました」と言い、森保サッカーの一端をのぞかせた。

北海道で地震というアクシデントに遭遇した代表チームは、大阪入り後、初の練習は雨となったが、精力的に体を動かしコスタリカ戦に備えた。