日本人初の兼任監督となった、サッカー日本代表の森保一監督(50)が、初陣のコスタリカ戦を白星で飾った。

前半16分、MF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)の右CKに反応したDF佐々木翔(28=サンフレッチェ広島)が頭で合わせてシュートしたボールが、DFオビエドに当たってオウンゴールで先制。後半21分にはMF遠藤航のパスを受けたMF南野拓実(23=ザルツブルク)が、左足で森保ジャパン初ゴールを決めた。

さらに後半ロスタイムには、途中出場のFW伊東純也(25=柏レイソル)が右サイドから切り込み、得意の左足でゴールにたたき込み、代表初ゴールでダメ押しした。

森保監督は「選手達がいい準備をしてくれた。地震でつらい思いをしている方にプレーで伝えようと戦ってくれた」と、当初、7日に初戦のチリ戦(札幌ド)が行われるはずだったが、地震で中止となった北海道の人々にささげた勝利だと強調した。

そして、快勝も「まだまだスタートしたばかり。成長することを目指してやっていきたい」と冷静に今後を見据えた。