J1横浜F・マリノスのMF山田康太(19)が2日、来年のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)ポーランド大会の出場権をかけた、U-19アジア選手権(18日開幕・インドネシア)への意気込みを語った。

同日に代表メンバーが発表され、横浜市内で行われたクラブの練習後に報道陣に対応した。山田は「選ばれて素直にうれしいし、ドキドキもしていた。選ばれたことに誇りを持って、日の丸を背負って戦う覚悟はできています」と表情を引き締めた。9月に行われた同代表のメキシコ遠征ではキャプテンマークを巻く試合もあるなど影山雅永監督からの信頼も厚い。「ピッチ内外でもチームメートといい関係を築けていると思うし、長い間、選んでもらっていて、監督やスタッフさんのことも信頼している。監督やスタッフのために戦おうという気持ちでいます」と意気込んだ。

横浜のチームメートで、17年のU-20W杯韓国大会の最終予選や本大会にも出場したMF遠藤渓太(20)からアドバイスをもらったと明かし「U-20W杯はすごくいい大会だったと聞いている。そのピッチに立ちたいですし、そのためには(U-19アジア選手権を)勝ち抜かないといけない。そこへのモチベーションは高まっています。結果をしっかり求めて、勝ちにつながるプレーを選択していけたら」と必勝を誓った。

影山雅永監督率いる日本は、2大会連続10回目のU-20W杯出場を目指し、1次リーグB組で北朝鮮、タイ、イラクと対戦する。各組上位2チームが決勝トーナメントに進み、上位4チームにW杯出場権が与えられる。