日本サッカー協会は7日、11月の国際親善試合「キリンチャレンジカップ2018」2試合の日本代表メンバーを発表し、DF山中亮輔(25=横浜F・マリノス)が初選出された。

ポジションは左サイドバック。171センチと上背はないが、器用さと豪快さを兼ね備えた選手だ。攻守で上下に走り続ける運動量があり、サイド攻撃に絡み、ときにはボランチ付近まで入っていって攻撃の組み立てにも関わる。長く日本代表の主力に君臨するDF長友佑都(ガラタサライ)とは少しタイプが異なる。利き足も長友とは反対の左足。ミドルシュートも武器だ。今回は長友が招集を見送られたこともあり、攻守に新しいリズムを生み出すことができるか注目される。

山中は12年に柏レイソルでJデビューを果たし、17年から横浜に加入。同年にリーグ戦22試合に出場と、さっそく主力組に入った。今季はここまで31試合4ゴールで、ともにキャリアハイの数字を残している。勢いにあふれる25歳が、森保ジャパンで輝きを放つことができるか。