6月14日開幕の南米選手権(コパ・アメリカ=ブラジル)に参加する日本代表に、MF久保建英(17=FC東京)が選出された。久保は23日に発表されたキリンチャレンジ杯2試合に臨む日本代表に続く選出となった。

24日の非公開練習後に取材に対応し「臆することなく自分のプレーを出すこと」と目標を語った。

世界最古の大陸選手権である南米選手権。すでに出場する各国のメンバーが続々と発表されている。ブラジル代表はFWネイマール(27=パリサンジェルマン)、アルゼンチン代表はFWリオネル・メッシ(31=バルセロナ)が出場するなど、威信をかけた選手構成となっている。久保は「開催国のブラジルなど、絶対に勝つんだという気持ちでくる。招待国の日本よりも前から本気度は向こうが高いかもしれないけど、ピッチに立てば関係ないとも思う」と、臆することなく挑戦する意思を口にした。

日本は1次リーグで現地時間17日にチリ代表、20日にウルグアイ代表、24日にエクアドル代表とそれぞれ対戦が決まっている。17歳は「全力を出してもどうなるかわからないくらいの相手」と怖さも口にした上で「いい経験では終わらせずに、しっかり結果を求めていきたい」と力強く語った。

大会は12カ国が4チームごとに3組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームと3位のうちの上位2チームが決勝トーナメントに進む。

日本は招待国として、99年大会以来5大会ぶりの参加。近年では15年チリ大会、16年米国大会とチリ代表が連覇中。最多優勝はウルグアイで15回。