2大会ぶりの優勝を目指す日本代表「なでしこジャパン」は1次リーグ第2戦でスコットランドと対戦。2－1で勝利し、勝ち点を4に伸ばした。スコットランドは2連敗。

日本は序盤から小気味のいいパス回しでリズムをつかみ、前半23分にMF遠藤純（日テレ）のパスを受けたFW岩渕真奈（INAC神戸）が右足でミドルシュートを決めて先制。同37分にも菅沢優衣香（浦和）が自ら獲得したPKを右足で落ち着いて流し込み、追加点を挙げた。後半からはスコットランドも攻勢を強め、終了間際に1点を返したが、日本は体を張った守備でリードを守り抜いた。

攻守に積極的な動きを見せたDF鮫島彩「初戦の入り方が課題に残っているところが多かったので、今日は入りからゴールに向かっていこうと一致団結し、さらに強くして向かった試合なので、結果が出て一安心しています」と振り返った。

初戦でアルゼンチンと0－0の引き分けに終わっており、第2戦では勝利が求められていた。最終戦は19日（日本時間20日）にFIFAランク3位の強豪イングランドと対戦する。