GK権田修一は2月のアジア杯決勝カタール戦以来の代表戦出場で、しっかり存在感を示した。前半36分には左サイドからゴール前に切れ込んできた相手の至近距離からのシュートを右手1本で好セーブ。

1分後にも強烈なミドルシュートを浴びたが、パンチングで防いだ。所属先のポルトガル1部ポルティモネンセでは、今季のリーグ戦ではゴールマウスを守る機会を手にできていない。そんな中で迎えた久々の代表戦出場だったが、相手のシュートが少ない中でも集中力を切らすことなく、南米の強豪相手の完封勝利に貢献した。

「向こうでも出られていない分、言われたらすぐできるように想定して過ごしていた。やってきたことが間違っていなかったと確認できた」。