国際サッカー連盟(FIFA)は3日、18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメント1回戦、ベルギー-日本戦(ロストフナドヌ)を試合の映像とともに振り返っている。

日本は試合終了間際に、いわゆる「14秒カウンター」で逆転負けを喫し、初の8強入りを逃したが、FIFAはその逆襲速攻を「赤い悪魔(ベルギー代表の愛称)のお手本なようなカウンター」と表現。そのハイライト映像を見ると、当時の記憶がより鮮明になる。

前半を0-0で折り返した日本は後半3分、柴崎のスルーパスに走り込んだ原口が右から一呼吸置いて右足で左隅へ決めて先制。同7分には乾がミドルシュートを右隅に決めて加点した。

だが、日本はそこから猛反撃を受ける。後半24分、フェルトンゲンにヘディングの浮き球で1点を返されると、5分後にもE・アザールの左クロスを途中出場のフェライニに頭で決められた。

そして試合終了間際に本田のCKから「お手本のようなカウンター」を浴び、途中出場のシャドリに勝ち越し点を奪われて2-3で敗れた。

ベルギーは途中出場した2人が得点を挙げたが、FIFAはマルティネス監督の交代策が的中したことについても言及している。