U-19日本代表候補合宿が15日から千葉・JFA夢フィールドで行われている。新型コロナの影響で10月の開催が延期となっていたU-19アジア選手権(ウズベキスタン)は、来年3月3日に開幕することがこのほど決定。コロナ禍で海外遠征はかなわないが、今年5度目の候補合宿でチームは連携を深めている。

MF山本理仁(りひと、18=東京ヴェルディ)は、今年4回目の合宿参加となった。「普段なら海外遠征を今年何回かやってから大会に入る。難しいところはあると思うけど、しょうがない。合宿でどれだけコミュニケーションを深めて、お互いを理解し合えるかが大事になる」と、大会に向けた合宿の重要性を強調した。

チームメートのMF藤田譲瑠(ジョエル)チマ(18)らが同ポジションを争うライバルとなるが、「まずは残りのJリーグの試合にたくさん出ること。そこでどれだけ良いプレーができるかが、合宿と同じくらい大事だと思うので、普段を大切にしていきたい」と冷静に話した。