日本協会は9日、左内転筋を痛めていたFW大迫勇也(31=ブレーメン)がチームから途中離脱することを発表した。

日本代表はこの日、大阪府内で約1時間調整。7日のワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦を欠場した大迫は、依然として別メニュー調整し、1人で軽いランニングを行った。その後、協会を通じて正式に途中離脱することになった。

大迫は「2試合を残してチームを離れることは残念ですが、トップコンディションに1日でも早く戻すために離脱という選択をしました。9月から始まる最終予選に向けてよい準備をしていきたいと思います」とコメントした。

この日の練習では、その他の選手はボールを使って軽く体を動かす程度で、シュートやパスを用いる本格的な練習は行わなかった。その中でも、大迫のけがで追加招集されたFWオナイウ阿道(25=横浜Fマリノス)が、笑顔で仲間の輪にとけ込んでいる姿が目立った。

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