日本はミスによる失点が響き、敵地で勝ち点3を奪えなかった。後半26分に先制を許し、逆転できなかった。

試合後、会見に臨んだ森保一監督の一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

森保監督 選手たちは非常にハードワークしていたし、チームとして攻守にわたって機能していた。失点の場面は少し疲労が出てきてパスが出たところで失点というかたちになってしまった。こういう拮抗(きっこう)したギリギリの戦いの中でミスを突くのか突かないのか。しかしながら選手たちは非常にハードワークしてくれて我々が勝ってもおかしくないような試合をしてくれた。これを続けていきたい。

-サウジアラビアと勝ち点6差になった。W杯出場への自信は揺らいでいないか

森保監督 我々がW杯を諦めなければ、このままW杯に行きたいという気持ちを持ち続けてチャレンジすれば、必ずW杯出場というチケットをつかむことができる。

-前半はいいプレー。後半はどう振り返るか。今後については

森保監督 前半は我々の方がチャンスを作れていた。後半続けていけば得点のチャンスは十分あった。サウジアラビアが我々の戦いに対して後半修正してきた中で難しい戦いになったがチャンスは十分にあった。先ほども言いましたが、これまでやってきたことを続ければ必ずいい結果が生まれる。ベースの部分を次の試合に向けて我々が少しでもいい戦いができるように準備していきたい。

-選手交代について。1度目の交代は2列目の選手を2人替えた。その交代に込めた意味は

森保監督 最初の2人はサウジアラビアのサイド攻撃のところで、そこで組織的な守備もしながら攻撃に参加する部分で前半から非常にハードワークしてくれた。疲労が見えてきていたので、よりフレッシュな選手を入れて攻撃の活性化をする狙いだった。

-結果論だが、柴崎は疲れが見えていた。もう少し早く替えるべきだったと思うか。

森保監督 柴崎の交代については、おっしゃられる通り、彼は非常にハードワークしてチームに貢献してくれていて、その中で交代しようというところであの失点になった。そこがもっと早ければという部分については、タイミングとしては間違っていなかったのかなと思っています。