午前2時から始まったアジア最終予選第3戦。多くの人は、眠りに就いていたことだろう。通勤、通学などで見逃した方へ。こちらでは、SNS上で展開された“試合模様”を紹介する。キックオフ前からスタートした“舌戦”。ツイッター上でトレンド入りしたものを▲、話題に上がっていたものを△で、タイムラインで分けてみた。フレーズからも、日本の屈辱的な敗戦が浮かび上がって来た。

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▲ROSIER（7日午後11時ごろ）ヴィジュアル系ロックバンドLUNA SEAの代表曲が、サッカーのトレンド入り？　歌詞に「揺れて揺れて…」のフレーズが登場する「ROSIER」が話題。7日夜に千葉県北西部を震源とする地震が発生。関東南部の各地で、震度5弱を計測した。「揺れたからか」「サッカー何も関係ない」という反応があった。約6万人収容の会場は観客の60％で行われる予定だったが、100％に変更。ツイッターのアルゴリズムは、サウジサポーターの歓喜の揺れを予想していたのか…。

△田中碧は？　（8日午前1時ごろ）スタメンが発表され、同時にボランチにMF田中碧を推す声が多く寄せられた。キックオフ前から、何故MF柴崎？　の声も多くつぶやかれた。

▲バックパス（午前3時30分ごろ）MF柴崎のバックパスに「深夜3時にこのバックパスはしみる」という声も。

▲スルーパス（午前3時35分頃）MF柴崎の痛恨のバックパスに対し、皮肉にもパスのコース、強度ともに絶妙なスルーパスと表現された。

▲オナイウ（午前3時45分頃）先発のFW大迫は2度の決定機を逃した。ユーザーの多くが、FWオナイウをスタメンに推した。

▲森保解任（午前4時ごろ）厳しい言葉が、ランクイン。「選手起用」に疑問視する声が多数。

▲田嶋会長（午前4時ごろ）森保監督と同様に、敗戦の責任問題を問うコメントが並んだ。

△柴崎岳の国籍が日本からサウジアラビアに変更（午前4時ごろ）ウィキペディア上で一時、国籍が日本からサウジアラビアに書き換えられる騒動が発生。ウィキペディアは、誰でも編集できるフリーの百科事典。MF柴崎を批判する声は収まらなかった。

日本の勝利を期待、確信していたからこそ、ファンの失意の声も大きいものだった。運命のオーストラリア戦は12日。ホームで午後7時10分キックオフ予定。リアルタイムで観戦する人も多いだろう。SNSが明るい話題で、埋まることを願う。【栗田尚樹】