サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア戦(12日、埼玉)に臨む日本代表FWオナイウ阿道(25=トゥールーズ)が10日、オンライン取材に応じた。

オナイウの一問一答は以下の通り。

-今の気持ちは?

オナイウ 最初の試合(7日のサウジアラビア戦)に勝つつもりで遠征に参加した。チャンスはあったと思うし、FWなら短い時間でも結果を出さないといけない。次はホームで、サポーターにも入ってもらえる。どんな形でもいいので、まずは勝ち点3を取ることが大事。

-サウジアラビア戦、出場時の監督の指示は?

オナイウ 僕が出る直前に失点したので、まずはボールを握って攻撃の回数を増やすことと、サコくん(大迫)とコミュとりながらシュートを打つことを意識した。

-緊張はあったか?

オナイウ アウェーの雰囲気は感じたけど、いいスタジアムだったし、1つの試合としていいモチベーションで挑めている。最終予選とか、いい意味で関係なくできていると思う。FWは短い時間でも結果を出さないといけない。そのためにいい準備をしたい。

-大迫と2トップだったのか?

オナイウ コミュニケーションをとりながら。ゴール前でチャンスを増やしたかったので、その意識は持ちながらやっていた。

-練習でも試した形だったのか?

オナイウ 形はそんなにやっていないけど、試合の中で起こりえる状態だし、必ずしも練習で「こういう状況になる」と練習はできない。自分のプレーや関係性を意識できれば、ゴールに近づけると思う。

-どうしたら2トップが機能するか?

オナイウ ボックス内に人数を多くかけられるので、そこに持っていくまでに自分たちが起点になって、裏を取る選手、ゴールを引き出す選手、とバランスをとり、FW+もう1人くらいがゴール前に入れたら。

-相手を背負ったときのプレー選択が成長した実感はあるか?

オナイウ できている場面もあるけど、簡単に失ってしまう場面は多かった。もっとできる、やらないといけない、と思う。味方に預けてまた前に出ることができたら、攻撃の選択肢も増える。味方をうまく使いながら、最後は自分がボックス内で仕事ができるようにしたい。

-チームとしての得点力不足の原因は?

オナイウ 全体的に相手のボックス内に入る場面は多くないし、シュートで終われない部分がまだある。みんなクオリティーはいいものを持っていると思うので、発揮できるか、そこに入ったときにチャンスをものにできるか、その回数を増やせるかが必要。