サッカー日本代表DF酒井宏樹(31=浦和)31日、オンライン取材に対応した。2月1日のワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選のサウジアラビア戦(埼玉)へ向け、て意気込みを口にした。

酒井の主な一問一答は、以下のとおり。

-サウジ戦に向けて

酒井 前回の中国戦が22年の初戦ということで、試合勘も戻ってきている。次が本当に大事な試合。ワクワク感といい緊張感が入り交じった感じ。

-前回のサウジ戦は不幸な失点があった。握られる時間も多かった

酒井 普通にいいチーム。アジアの中でもトップレベル。ただ試合中の波はある。自分たちの波の時にしっかり点を取って、相手の波の時にしっかりブロックを敷いていきたい。

-普段とは違うCB谷口、板倉

酒井 2人とも練習中からも試合でもしゃべっている。今度の相手は中国よりレベルは高くなる。役割は増える。マークに付く10番の選手はアジアでもトップレベルの選手。左サイドバックとのコンビネーションもあるが、いろいろと策を練りながら0に抑えたい。

-酒井が伊東の良さを引き出している

酒井 見ている人の判断。大事なことは、(伊東)純也とそれに関わる関係性。そこに手応えを持っていることは問題ない。彼のキャラクターだったり、途中から入ってきた堂安律や久保との関係性が重要。押し込まれる展開で、(伊東)純也を戻したくない。攻撃に責任感を持って欲しい。攻撃の時に、パワーを有り余したい。

-欧州からJリーグに復帰。昨年の最後は、体力的にもきつかったか

酒井 試合前のしんどさはあった。ただ、疲れていてもいい時もあれば、疲れていなくても駄目な時もある。試合前の疲労感は明らかにあった。今は少ない。自分のパフォーマンスに集中したい。

-大きな試合の時に、心がけること

酒井 個人的には、ワクワクしますし、楽しみ。難しい試合に勝つというのは、本当に素晴らしいこと。もちろんDFとして楽しんでばかりもいられない。基本的なことをより丁寧にやることが大事。ポジショニングとか、1つのミスもせず、相手に隙を与えない。

-前回のサウジ戦後からシステム変更

酒井 後ろから見ても、中盤の3人はすごく安心して見ていられる。彼らの得意じゃない部分をDFラインが補ってあげれば、より彼らも生きると思う。

-勝利のポイントは

酒井 とにかく勝つこと。勝たないといけない。代表は常に勝たないといけない集団。勝っても、いろいろ言われる集団。何が何でも勝ち点3を求めていきたい。