24年パリオリンピック(五輪)を目指すサッカーU-21日本代表候補の国内合宿が7日、千葉県内で始まった。1月のA代表候補合宿に練習生として参加したDFチェイス・アンリ(17=尚志高)や鈴木唯人(20=清水)ら、26人が参加した。

この日はミーティングを約30分行った後、軽めのトレーニングを実施。大岩剛監督(49)はミーティングの中で「日本代表として1試合も負けていい試合はない」と選手たちに自覚を促した。「短い時間の予定だったんですけど、私ちょっとしゃべりすぎちゃって(笑い)」と初日から熱を帯びたようだ。コーチ陣やスタッフら裏方全員の紹介も行い、チームとして戦う意識付けも行った。

また五輪を経てA代表になるのではなく、「A代表経由オリンピック」だと強調。「A代表の合宿に参加したアンリ、唯人だったりは、いろんなことを感じたでしょうから、そういうものをスタンダードとして我々もやっていくという話しをしました」と高いレベルを求めた。

3日間の合宿後は海外組を含めてメンバーを再編成し、この代表チームで初の海外遠征となるU-23ドバイカップ(23日初戦)に出場する。