日本サッカー協会(JFA)の臨時理事会が15日に行われ、東京・文京区に保有している自社ビル「JFAハウス」を売却することが決定した。

「100億円超売買契約に」JFAハウスとは>>

終了後に取材対応した同協会の須原清貴専務理事が「近日中に、三井不動産レジデンシャル株式会社と売買契約を結ぶ」と話した。売却金額は非公開だが、須原専務理事は「100億円を超える売買契約になる」とした。

◆JFAハウス 正式名称は日本サッカー協会ビル。所在地は東京都文京区サッカー通り。92年に三洋電機マーケティング・プラザビルとして建てられ、03年に日本協会が取得。地上11階、地下3階建て。ビルの前の「金花通り」は「サッカー通り」に改名された。区道の約200メートルの区間で、区と地元商店街が協議し決めた。Jリーグやなでしこリーグ、日本フットボールリーグ(JFL)など、各サッカー競技団体が拠点を構えている。