サッカー日本代表(FIFAランキング23位)が6月6日、国立競技場で最多5度のワールドカップ(W杯)制覇を誇るブラジル(同1位)と対戦する。日本協会が27日、国際親善試合として開催を発表した。ブラジルはベストメンバーでの来日が予想され、先発11人の市場価値は合計で約680億円と日本の7倍以上。国内での対戦は01年コンフェデレーションズ杯以来21年ぶりとなる。W杯8強以上を目指す日本にとって、貴重な強化の場になる。

◆日本のブラジル戦 国際Aマッチ通算12試合で2分け10敗と未勝利で、計5得点、34失点。直近の対戦は17年11月10日にフランスのリールで行われた国際親善試合。日本は前半だけで3失点して1-3で敗れた。FWネイマールには4試合連続で計8得点を許しており、14年10月14日のシンガポールでの国際親善試合ではそのエースFW1人に4ゴールを奪われた。なお、Aマッチではないオリンピック(五輪)本大会では1勝1分け1敗。96年アトランタ五輪の1次リーグ初戦で1-0で競り勝って「マイアミの奇跡」を起こしている。