チュニジア(FIFAランク35位)が、チリ(同28位)を2-0で下し、決勝に進出した。

前半、チュニジアはボールを保持できずに苦しんだが、それでも好機を生み出した。

前半41分、右サイドからのクロスにDFアリ・エラブディ(28)が頭を合わせて先制。両手でガッツポーズしながら走ってベンチに駆け寄り、仲間と抱き合った。

勢いに乗るチュニジアは後半、さらに攻勢を増してシュートを連発。同44分には、右サイドからのパスに途中出場のFWイサム・ジェバリ(30)が右足を軽く当て、勝利を決定付ける追加点を挙げた。

アリ・ブムニジェルアシスタントコーチは「ボールを速く動かして、相手のギャップを探してサイドからクロスを入れようと考えて臨んだ。実際に狙い通りのプレーができてよかった」と話した。

勝利したチュニジアは14日、パナスタで日本-ガーナ戦の勝者と対戦する。