日本(FIFAランキング23位)はガーナ(同60位)に4-1で快勝した。

森保一監督(53)は、MF久保建英(21=マジョルカ)のA代表初得点について言及。生き残りをかけ、自分にプレッシャーをかけながらプレーしていた気持ちをくみ取り、個で向かう部分と、まわりとの連係で自分の特長を出した部分を、使い分けていたことを評価した。

守備では相手のフィジカルに負け、ボールを失う場面もあったが「パラグアイ戦では1対1の部分で、少し強度が出せなかったり、こぼれ球の反応に遅れたりしていたが、自分の責任の中で局面で相手に食らい付いていく、しぶとく後手を踏んでも食らい付くトライはよかったと思っています」と振り返った。

森保監督はかねて、久保に「一皮むけてほしい」と期待を込めていた。A代表初得点を経ての期待に「意識としては間違いなく変わっていると思う。もともと高い意識を持っている選手だが、これを続けてほしい。1試合ですべてが変わるわけではない。そこは、メディアの皆さんの期待に応えられるように続けてやってほしいなと思う」と期待を寄せた。