日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(64)が17日、7月から国内で始まる東アジアE-1選手権での「声出し」を検討していることを明かした。

都内のJFAハウスで取材に対応。「声出しは隣の人が不快に思う人もいる。声を出したい人はこのエリア、声を出さない人はこのエリアと分けて、Jリーグでやっていることを検討している」と話した。

6月の日本代表戦4試合(2日パラグアイ、6日ブラジル、10日ガーナ、14日チュニジア)では、声出しは禁じられていた。

同会長は「今回(6月の4試合)は、観客をフルに入れることを優先したが、E-1は声を出すことを優先していきたい。(Jリーグと)同じようにやりたいと思っています」。

Jリーグでは、既に「声出し応援」を段階的に導入していくことを決定し、今月中旬から一部の試合で運営検証を行っている。

ワールドカップ(W杯)メンバーへ生き残りをかけた舞台で、選手たちは、サポーターからの熱い声援を受けることになる。