女子日本代表「なでしこジャパン」が、東アジアE-1選手権で男子とのアベックVを目指す。前回19年大会からの連覇がかかる今大会。今年のアジア杯準決勝でPKの末に敗れた中国とも、26日に対戦する。池田太監督(51)は「その悔しさは選手たちも味わっていると思うので、今大会でしっかり表現してくれると思っている」。リベンジの舞台へ、意気込んだ。

6月下旬に行われた欧州遠征では、2試合計10得点とチームの成長を見せた。「そこからさらに世界で戦うために、チームとして積み上げてきたことの完成度を高めていく。そこに、個人の良さ、武器をふまえ、世界で戦える選手かを見極めていきたい」と同監督。来年のW杯に向け、チームの成熟と新戦力の発掘をもくろむ。

国内組が中心となったメンバー25人のうちDF林、MF中嶋が初選出。また背番号10は、12日に米プロリーグNWSL・カレッジへの移籍が発表されたMF長野が背負う。女子テニスの大坂なおみが共同オーナーを務める新チームでの挑戦を前に、なでしこでのタイトル獲得を目指す

【磯綾乃】