約5年ぶりの代表復帰となった、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)MF杉田亜未(30=ノジマステラ相模原)が、ベテランの持ち味でアピールを誓った。

18日の練習を前にオンライン取材に対応。高倉ジャパンだった17年6月以来の招集に「本当に驚きしかなかったが、うれしかった。チャンスになると思うので、チャレンジしていきたい」と意気込んだ。

今年1月になでしこリーグ1部・伊賀FCからWEリーグ・ノジマステラ相模原に移籍。シーズン途中の加入ながら3得点をマークした。「(代表は)正直遠い存在、遠い目標という感じだった。まず目の前のこと、試合で出せるプレー、結果を出し続けることだけを意識してやっていた」。新たな環境での日々の積み重ねが、代表復帰につながった。

30歳を迎え、今回のチームで年齢では上から2番目。「若い選手多い中で、パワフルでプレーでも積極性があるので、すごく刺激ももらいますし、自分ももっとやらなきゃなという気持ちを感じています」。持ち味の運動量や期待されるゴールはもちろん、相手を惑わせるパスもどんどん繰り出すつもりだ。

「代表に選んでもらえたのは光栄ですし、自分にもチャンスがあると改めて思えたので、いいモチベーションになった。また頑張りたい」。若手に負けない持ち味でレギュラー争いに割って入る。