東アジアE-1選手権に臨むなでしこジャパンのMF成宮唯(27=INAC神戸)が21日、オンライン取材に応じ、来年の女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会へ向けての生き残りに危機感を口にした。昨年10月に池田太監督(51)が就任後、代表に招集されており、今年1月の女子アジア杯・ミャンマー戦で代表初得点。今大会の初戦の韓国戦では持ち味の運動量が光り、先制点をアシストしており、来年の女子W杯の主力候補に名乗りを上げている。

成宮は「太さんになって毎回、呼んでいただいているが、代表に定着している感覚もなく危機感を持って常にやっている」と気を引き締め「個人的にはW杯にかける思いは強い。日々の練習で、成長スピードをもっとあげないとメンバーに食い込むのは簡単ではない。自分自身が奪う、アグレッシブさのチームコンセプトは見せていきたい」と意欲を見せた。