日本代表は中国と0-0の引き分けに終わった。

この日はDF小池龍太(横浜F・マリノス)が先発入り。JFAアカデミー福島の卒業生として初めての日本代表となり、自身もA代表デビュー。試合後は「国歌を聞いて気持ちが引き締まった。デビューできたことをうれしく思う」と話した。

右SBに入り、同サイドで前線に立ったFW宮市亮とは横浜のチームメート。「よさを最大限に引き出すことが後ろの選手のタスク。その役割を担うことはできた」。普段から理解し合っている関係でもあり、宮市が得意のスピードで勝負できる環境を作った。

個人のパフォーマンスに大きな不満はないとしたものの、勝利という結果がついてこなかっただけに笑顔はなし。「3連勝での優勝が目標だった。それが絶たれた」と厳しい言葉もあった。27日の韓国戦に向けて「勝てば優勝。切り替えて全員で向かっている」と視線を上げた。