なでしこジャパン(FIFAランキング11位)が女子W杯の1次リーグ第3戦でスペインと(同6位)と対戦し、MF宮沢ひなた(23=マイナビ仙台)が前半だけで2得点をあげる活躍をみせた。

0-0の前半12分、MFMF遠藤純(23=エンゼルシティー)が左サイドから早めに相手DFラインとGKの間に出したスルーパスに、宮沢が反応。相手DFに寄せられながらも落ち着いて右足でゴール左へ流し込んだ。

さらに同40分、中盤でボールを奪うと、宮沢が右サイドをスピードアップして駆け抜けると、ボールをもっていたFW植木理子が(24=東京V)からパス。相手に寄せられながら、スライディング気味に蹴り込み、チームの3点目を決めた。宮沢は植木のチーム2点目もアシストしており、全3得点に絡む活躍をみせた。

宮沢は初戦のザンビア戦でも先制ゴールを含む2得点を挙げており、今大会、早くも4ゴール目。得点ランキング1位に立っている。

◆宮沢ひなた(みやざわ・ひなた)1999年(平11)11月28日生まれ、神奈川県出身。向田サッカークラブ、OSAレイアFC、星槎国際湘南、日テレ東京Vを経て21年にマイナビ仙台入団。16年、U-17W杯、18年、U-20日本代表。18年11月、日本代表に初選出され、通算23試合4得点。WEリーグ通算39試合4得点。好きな選手はネイマール。160センチ、48キロ。

【女子W杯】なでしこ、首位通過をかけてスペインと対戦/ライブ速報