サッカー女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング8位)が、アルゼンチン(同31位)を8得点で圧倒し、ベスト8に入ったFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会の後、初の実戦を制した。

主将のDF熊谷紗希(32=ローマウィメン)は、従来のセンターバックではなく中盤の底で後半40分までプレーした。試合後の熊谷のコメントは以下の通り。

-試合をふりかえって

熊谷 たくさんのゴール取れて勝てたことが嬉しい。

-中盤の底でのプレーだった

熊谷 自チームでは経験あるポジションでもあったので。普段通りでできた。求められているのは確実に守備の安定感。そこを意識して臨んだ。

-引いた相手に苦しい時間もあった

熊谷 あせらずに引いてくる相手をどう崩すか、そのタイミングをうかがいながら、自分たちでボールを動かしながら、得点も重ねられて良かった。

-五輪予選に向けての最後の試合

熊谷 五輪に向けた厳しいアジアの戦いがある。そこに向けて、チームとして1つ1つ積み上げて。そういった意味では、大切な対外試合だった。このような形で勝てて良かった。