サッカー日本代表(FIFAランキング18位)が26年W杯を目指す戦いが明日16日、幕を開ける。パナスタ(大阪)で、アジア2次予選の初戦でミャンマー(同158位)と対戦する。
引いて守られることが想定されるミャンマー戦に向け、守備陣が攻略のイメージを膨らませた。
まずは個の力を生かす。
DF伊藤洋は「前線に速い選手もいるし、(上田)綺世のヘディングは欧州でも強いぐらい。そこにシンプルに放り込んで勝てるのが一番。優先順位を考えてやりたい」と、ゴールに直結するプレーの必要性を口にした。またDF谷口も「個々のバトルで上回っていくのは間違いなく必要」とし、まず1対1での優位を生かす狙いを口にした。
個で打開できない時にカギとなるのが、効果的なビルドアップでの崩しだ。谷口が意識するのは「スペースと時間をつくるような動かし方」。DFがボールを持つ時間が長くなる中で「自分が相手を引き付けるのか、ボールを動かしてテンポを出していくのか。状況判断を大事にしたい」。
所属するシュツットガルトでビルドアップを磨く伊藤洋も「守られた時にどう崩していくか」と同じく組み立ての工夫が必要という考えを示した。クラブでは「より相手を食いつかせるために、1人1人が長めにボールを持つところ」を意識している。その感覚が、ミャンマー戦でも生かされることになりそうだ。
谷口が「力の差はあると思うが、その差を発揮しないことには勝てない」と引き締めた。初陣はこれまでに積み上げてきた個の強さと、進化形ビルドアップで勝利をつかむ。【永田淳】
GK前川(招集3度目で初出場を狙う)「また呼んでもらえて光栄です。今回はW杯予選、誇りと責任をしっかり持って臨みたい」
◆26年W杯アジア予選 2次予選に参加するのは1次予選を勝ち上がった10チームを含む計36チーム。4チームずつ9組に分かれてホームアンドアウェー方式で行われ、各組2位までが最終予選に進む。来年9月に始まる最終予選は18チームが3組に分かれ、各組2位までの計6チームが自動的にW杯出場権を得る。最終予選の各組3、4位はプレーオフに進み、残り2つの出場枠と大陸間プレーオフに回る1枠を争う。本大会の出場枠が32から48に拡大し、アジアの出場枠も4・5から最大9に増えた。

