【ドーハ2日=佐藤成】サッカー日本代表(FIFAランキング17位)は明日3日、AFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会の準々決勝でイラン代表(同21位)と対戦する。大一番を前日に控えた2日、当地で行われた調整に、離脱が発表されたMF伊東純也(スタッド・ランス)と右ふくらはぎの肉離れを負ったMF旗手怜央(セルティック)を除く24人が参加した。

頼れる背番号10のMF堂安律(25=フライブルク)が、理想の生き方を明かした。

大会前から「みんなを黙らせる一番いい機会だと思う」「短い期間の大会ではメンタルが全て。期待してもらっていいんじゃないかな」「チームが悪くなった時におれが必要になってくる」など力強いコメントを残してきた。大事な決勝トーナメント1回戦で見事に先制点をあげるなど、有言実行を地で行っている。

「意識して、とかビッグマウスとか言われがちですけど、本気で思って本気でやりたいと思って言っている。それを何か勘違いする人は、カマして言っているとか思っているかもしれないですけど、全くそんなこともないし、自分はそうなれると思っているし、やれると思っているので、自分は現実的な発言をしていると思っている」

その発信力の極意について「毎回僕言ってますけどサッカー選手である前に、かっこいい男でありたいというのはずっと言ってるので、生き方として、考え方として、昔の男に憧れるという。昭和の男みたいな考え方ですけど。そこは気持ちっしょみたいな感じでやっています」と明かした。

理想像は父親だという。「昭和の男」のイメージついて「不器用だけど背中で見せるじゃないですけど、うちのオトンもそんな生き方の人なので、それは大きいと思います」と語った。