【ドーハ4日=佐藤成】日本がAFCアジアカップ(アジア杯)準々決勝でイランに敗れてから一夜明けた1日、当地で日本サッカー協会(JFA)田嶋幸三会長(66)が取材に応じ、GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)への差別的発言についてコメントした。

鈴木を巡っては、イラク戦での敗戦後にSNSを通じて差別的な発言を受けたと本人が訴えた。田嶋会長は「今は法律が変わって本人が望めば、警察が追及することができるようになった。彩艶とは話しました。我々は絶対に許さない。我々はちゃんとやります。追及します」と強い口調で語った。鈴木と情報開示についての話はまだしていないとしたが、本人が望めば、内容を把握した上で徹底的に戦う姿勢を示した。