サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選に臨む日本代表FW浅野拓磨(29=ボーフム)が、三笘薫(ブライトン)と伊東純也(スタッド・ランス)の左右2枚看板に代わる「チームのヤリ」となる意欲を語った。

チームは19日、千葉県内で合宿を一部公開。伊東と三笘がいないチームにあって、自らの存在をアピール。「その2人は日本代表にとってすごく重要な選手だと誰もが分かっている。その2人に代わる選手としては、1人1人特徴は違うけど、代わりにプレーして勝たせられる選手はここににはいると思う」と話した。

瞬発力、縦への推進力にあふれ「ジャガー」の異名を取る浅野は、1トップだけでなく左右のアタッカーもできる。加えて前田大然もしかり。さらに言えば、2列目には堂安、久保、中村らタレントぞろいとあって、三笘と伊東が不在であっても、駒不足となることはない。実際に森保監督からも「どこでも考えている」と複数ポジションでの起用法を伝えられている。

北朝鮮は勝利への激しい闘志、日本への強い対抗心を持って挑んでくることが想定される。

「自分に集中してプレーしたい。2人がいないから代わりにプレーするという意識を持たず、自分の特長を出せるように集中する。自分に何ができるかだけ考えてやりたい」と意欲をほとばしらせた。

北朝鮮を撃破し、勝利のジャガーポーズを披露してくれそうだ。