2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選で、日本代表(FIFAランク18位)が北朝鮮代表(同114位)に1-0で勝ち、最終予選進出に王手をかけた。

森保一監督(55)はこの日、MF田中碧(デュッセルドルフ)を先発起用。1月のアジア杯カタール大会(ドーハ)では選外だったが、8強に終わった同大会からの再出発となる1戦でMF遠藤航主将(リバプール)をベンチに置き、田中に懸けた。

すると開始2分、期待に応えて田中が先制ゴール。これが決勝点となり、アジア2次予選の開幕3連勝となった。指揮官は試合後のテレビインタビューで「選手が全力でファイトしてくれて勝利につながった」と話した。

北朝鮮とは26日にアウェーで再戦する。ここで勝てば、最終予選進出が決まる。次戦に向け森保監督は「今日の試合をしっかりと振り返って、ひとつひとつ前進できるよう、最善の準備をして戦いたい」と引き締まった表情で次を見据えた。