2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選の第3戦で、ホームの日本(FIFAランキング18位)が北朝鮮(同114位)に1-0で勝利した。

トップ下で先発したMF南野拓実(29=モナコ)は、運動量を生かし、相手の最終ラインにプレスをかけロングボールを封印。「チームとして勝つことが出来て良かった」としながらも「攻撃の所ではもっとできたことがあるなと。自分もイージーミスが多かったので、改善しないと」と反省を口にした。

26日に平壌で予定されていた北朝鮮戦は、開催地が白紙になった。南野は、2月のなでしこジャパンのパリオリンピック(五輪)のアジア最終予選・北朝鮮戦で、開催地が二転三転したことを挙げ「なでしこの選手の状況も聞いていたし、メンタル的な準備はチームでしていた。どうなってもいい準備をしたい。僕たちはリカバリーを務めたい」と話した。

1月のアジアカップ(杯)カタール大会後は、中0日でフランスに飛び、リーグ戦に出場した経験を持つ。南野は「メンタルの部分より、フィジカル的に移動になるのかどうなるのか、難しいと思いますが、相手も一緒なので。いい準備をするだけ」と意気込んだ。