パリ五輪(オリンピック)出場を目指すU-23(23歳以下)日本代表が、U-23マリと対戦し、1-3で逆転負けした。

U-23日本代表MF川崎颯太(22=京都サンガ)は、ダブルボランチの一角で先発した。しかし、楽しみにしていたサンガスタジアムでのプレーは、自身のパフォーマンスに肩を落とすものになった。

日本が先制して最高の立ち上がりだったが、身体能力に秀でる相手に苦戦。前半34分には、自らのパスミスからマリに同点弾を決められた。

「ボランチとしてゲーム作るところが課題っていうのが見えてしまったかなと思う。(相手を)つぶす(べき)ところもつぶしきれなかった」。

得意とするプレーが出しにくい中で焦りも生まれ、空回りする場面も。「我慢しながらもうまくボールをつなげようとした時に、もうちょっとうまくできたらなっていうのが、自分の中の正直な反省」。チャンスを生かし切れなかった反省を胸に、U-23ウクライナ代表戦での巻き返しを狙う。