パリ五輪出場を目指すU-23日本代表が今日25日、同ウクライナ代表と対戦する。パリ切符がかかるアジア最終予選を兼ねたU-23アジア杯カタール大会前最後の実戦。チームは24日、会場の福岡・ミクスタで最終調整した。

FW荒木にとっては、高校時代を過ごした福岡での“凱旋(がいせん)”試合でもあり「家族も来るので、頑張って結果を残せたら」とアピールに燃えた。中盤を組む可能性が高いMF松木や藤田譲との連係も良好で「味方に合わせるのも得意ですし、その中で自分でゴールも奪っていくのもプレースタイル」と引き締めた。

荒木と東京でもプレーする松木は「お互いの要求できるところは分かっている」としつつ「そこだけで完結するのではなく、全員で勝つことができれば」と力を込めた。22日に1-3で敗れた同マリ戦では出番がなかったアラマツコンビ。北九州で躍動する。【佐藤成】