パリオリンピック(五輪)出場を目指すU-23(23歳以下)日本代表が、既にパリ五輪出場を決めている同ウクライナ代表と対戦した。GK小久保玲央ブライアン(23=ベンフィカ)が先発し、身体能力をいかしたセーブでピンチを救った。

日本が圧倒的にゴールに迫る展開の中、ピンチこそ少なかったが、前半37分には相手のスルーパスに飛び出し、相手FWと1対1になる危機直前でペナルティーエリア内でボールをキャッチ。前半終了間際には、相手の意表を突いたクロスを、細かいバックステップを踏み手で枠外に確実にはじき出した。

ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、柏レイソルの下部組織でプレー。柏ユースからJリーグを経由せず、19年1月にポルトガル1部ベンフィカへ加入し、同U-23チームでプロ生活をスタートさせた。

小久保の好プレーに、X(旧ツイッター)では「ブライアン」がトレンド入り。「小久保玲央ブライアンだけでも覚えて帰りたい」「小久保玲央ブライアンもいいGKだな…」「Aでも見てみたいな」「小久保玲央ブライアンが日本中にバレ始めたのがうれしい」「ベンフィカという名キーパーを定期的に輩出するクラブの下部組織でいい育成環境と競争率に揉まれながら強くなってる」と期待のポストが続いた。

【U23日本代表】パリ五輪目指すU23日本代表がU23ウクライナ代表と対戦/ライブ速報