パリオリンピック(五輪)アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップ(アジア杯)カタール大会に臨む同日本代表メンバーに選出されたFC東京GK野沢大志ブランドン(21)MF松木玖生(20)が5日、都内で取材に応じた。

メンバー発表から一夜明け、松木は「うれしいです」とシンプルに思いを明かした。大岩剛監督(51)から求められる役割として、「得点とかアシストに関わり続けること、ピッチ内で起きていることを整理できるか。(クラブで)キャプテンもやっていて、チームをまとめることも求められている」といい、「しっかり勝ちたい」と五輪切符獲得を誓った。

1月開幕のA代表のアジア杯以来のカタールとなる野沢は「FC東京の選手として代表に選ばれて誇りに持っていますし、オリンピック出場を決めて優勝したい」と力を込めた。中東独特の空気感は把握済み。「厳しくなることは想定済み。簡単ではないので、一丸となって戦っていきたい」と語った。