【ドーハ21日=佐藤成】22日はパリ五輪アジア最終予選兼U-23アジア杯カタール大会の1次リーグ第3戦韓国戦。両国が勝ち点、総得点、総失点全てが並ぶ状況で、勝った方が1位突破。引き分けの場合はPK決着まで行う「真剣勝負」となる。

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先発が濃厚のMF藤田譲瑠チマ主将は平常心で日韓戦を戦う。「そんなに執着はないというか、意識していない。大事な一戦とは捉えているが、そこまで相手が韓国だから気合が入るとかはない」と言い切った。22年U-23アジア杯準々決勝韓国戦でもキャプテンマークを巻いて3-0の勝利に貢献。いいイメージは残しつつ「いつも通り自分のできることをできれば」と意気込んだ。大岩監督も「目の前の試合にしっかりと勝利を収めるという準備をしたい」と首位通過に向けて力を込めた。チームはホテルでコンディション調整したDF関根を除く22人で、前日練習をドーハ市内で行った。