サッカー日本代表(FIFAランキング18位)が、W杯壮行試合となったアイスランド代表(同75位)戦に1-0で勝利した。後半42分にFW小川航基(NECナイメヘン)が決勝点を挙げた。

FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会(6月11日開幕)前、国内最後の試合。本大会でオランダ、スウェーデンと同組に入っているため、欧州勢との貴重なテストマッチの機会となる中、先発メンバーはGK鈴木彩艶(パルマ)、3バックは左から冨安健洋(アヤックス)、中央に吉田麻也(LAギャラクシー)、右に板倉滉(アヤックス)。ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(リーズ)が組み、ウイングバックは左に中村敬斗(スタッド・ランス)、右に堂安律(Eフランクフルト)、シャドーは左に伊東純也(ゲンク)、右に久保建英(レアル・ソシエダード)が入り、1トップは上田綺世(フェイエノールト)が務めた。

開始から敵陣に押し込み試合を進めた。前半8分、久保のパスをゴール前左で受けた中村が右足インサイトキックでシュート。ゴール右角を狙って転がしたボールはわずかに外れ、先制点とはならなかった。

この試合限定で招集された吉田はキャプテンマークを巻き、予定通り前半13分までプレー。これまでの功績を称える異例のセレモニー試合となり、両チーム選手の花道を持って送り出された。

吉田に代わって伊藤洋輝(Bミュンヘン)が出場。左DFに入り、3バックの中央は板倉が務めた。日本が主導権を握り、アイスランドがカウンターを仕掛ける展開。前半38分には右から久保が送ったクロスボールを中村がヘディングで狙ったが、シュートは相手GKにセーブされた。

前半44分には相手にシュートを浴びる場面があったが、GK鈴木がセーブ。後半追加タイムには中村のクロスボールから冨安が右足で直接ゴールを狙ったが、GKの正面でキャッチされた。

0-0で折り返した後半開始、伊東から長友佑都(FC東京)、遠藤から瀬古歩夢(ルアーブル)、上田から小川航基(NECナイメヘン)、堂安から菅原由勢(ブレーメン)へと交代。5度目のW杯に臨む長友は左ウイングバックでプレーした。

左右シャドーの中村、久保を軸に攻撃の糸口を探ったが、大柄でフィジカルの強いアイスランドを攻めあぐねた。後半18分にはゴール前でパスを受けた小川が右足で狙ったが、ゴール右にわずかに外れた。

後半28分には塩貝健人(ウォルフスブルク)、後藤啓介(シントトロイデン)の若いアタッカーを投入。フレッシュな陣容でスコアを動かしにかかった。後半34分には久保が右からドリブルでカットイン。シュートを打ったが、ゴール前の密集にブロックされた。

終盤も押し込んだが、得点のないまま最終盤を迎える。そして後半42分、敵陣に押し込んだ中で小川がヘディングでゴールを奪った。辛くも1-0と国内最終戦を白星で飾った。小川は「あれが自分のストロングポイントなんで。証明できて良かった」と話した。

この後、日本代表は6月2日に事前キャンプ地のメキシコ・モンテレイに向けて移動。W杯1次リーグF組で14日(日本時間15日)にオランダ、20日(同21日)にチュニジア、25日(同26日)にスウェーデンと対戦する。

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