日本サッカー協会は14日、国際親善試合キリン・チャレンジ杯(20日・札幌ドーム)でウルグアイ代表と対戦する日本代表19人を発表し、MF小野伸二(ボーフム)が2006年W杯ドイツ大会以来、2年2カ月ぶりに選出された。

 ほかの欧州組は長谷部誠(ウォルフスブルク)がメンバー入りしたが、股(こ)関節の手術を受けた中村俊輔(セルティック)や松井大輔(サンテティエンヌ)の選出は見送った。

 青木剛(鹿島)が初の日本代表入り。北京五輪代表からは1人も選ばれなかった。

 日本代表は18日に札幌市内に集合。20日のウルグアイ戦を経て、9月6日にはW杯アジア最終予選A組初戦でバーレーンと対戦する。

 日本代表・岡田武史監督「今回のメンバーは、ウルグアイ戦だけでなく、ワールドカップ最終予選に必要と思われる選手を呼んだ。将来的に必要になるか、テストしたい選手として(小野)伸二を選んだ」。

 日本代表は次の通り。

 GK

 川口能活(磐田)楢崎正剛(名古屋)▽DF

 中沢佑二(横浜)高木和道(清水)田中マルクス闘莉王、阿部勇樹(以上浦和)駒野友一(磐田)▽MF

 小野伸二(ボーフム)中村憲剛(川崎F)鈴木啓太(浦和)山瀬功治(横浜M)青木剛(鹿島)今野泰幸(東京)長谷部誠(ウォルフスブルク)▽FW

 玉田圭司(名古屋)大黒将志(東京V)佐藤寿人(広島)大久保嘉人(神戸)田中達也(浦和)