南米選手権(7月・アルゼンチン)に出場する日本代表の欧州クラブ所属選手の招集について、南米連盟は主導するつもりがないことが29日、分かった。日本協会の小倉純二会長が南米連盟会長らと本部があるアスンシオンで面会後、同連盟の広報担当が明らかにした。

 日本協会はこれまで招待出場で選手招集の強制力がない同協会に代わり、南米連盟が各クラブを説得するとしていた。だが、この広報担当は現時点で南米連盟が説得に協力するかも決まっていないとした上で「この件は今後数日間で話し合うが、日本側は欧州のクラブを説得できる確信があるようだ」と述べた。