日本代表DF酒井宏樹(22=ハノーバー)が、ドイツでの「語学力不足報道」に、やんわり反論した。3日、同代表ラトビア戦(6日)のため帰国。ブレーメン戦(2日)でも出場せず、現在6戦連続で出番がない。その原因を、地元紙は「ドイツ語の語学力が足りないため」と報じた。レストランでも受け答えができなかったという具体的な話も挙げられていたが、酒井宏は「極端すぎ。そこまでじゃない」と語気を強めた。ただ「監督の早い言葉での指示は理解できないので、まだまだ勉強が必要」と自覚はしている。今年に入って通訳がついたのも力を認められているから。ドイツ語の授業は週2回に増え、帰りの機内でも勉強。一時帰国にも気を緩めない。